私の好きな街 弘前の四季

今週のお題「好きな街」

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今週のお題「好きな街」

 

今週のお題が好きな街ということで、かつて私が住んでいた青森県弘前市について書きます。

 

青森県には3つの中心的な役割を果たす街があります。県庁所在地の青森市、県南地域の中心である八戸市津軽地方の中心地の弘前市です。中でも、弘前市江戸時代の津軽氏10万石の城下町として栄えました。

弘前の四季 

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春の弘前といえば、やっぱり桜です。全国ニュースにもなるほどの桜の名所ですね。250万人前後の人が人口17万人の地方都市に押し寄せます。1年で最も多くの観光客が訪れる時期なので、お城の周辺を中心に一気に華やぎます。

 

桜の花が散り始めるころ、お城の濠は桜の花びらで埋め尽くされます。毎年のことながら、水の上にピンクの絨毯を敷いたような景色は、一見の価値ありです。

 

桜のシーズンが終わると、岩木山の周辺を中心に広がるリンゴ畑ではリンゴの白い花がみられます。リンゴの花を見ていると、津軽にいるなぁという気分になったものでした。

弘前の四季 

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夏、盆地の弘前はなかなかに暑いです。リンゴの木がすくすくと育ち、葉を天に向けて伸ばしています。

 

この時期、岩木山がひときわはっきりと見えます。青い空にくっきりと映る山並みが盛夏であることを感じさせます。夏の盛りから終わりにかけて、岩木山周辺の嶽地区を中心に収穫されるトウモロコシ、通称、「嶽きみ」が収穫の最盛期を迎えます。

 

甘みが強く美味しいトウモロコシです。特に絶品なのが嶽きみの天ぷらです。初めて食べた時は、その甘さと香ばしさにとても驚きました。嶽きみソフトも売っていますので、夏に弘前に来たらどちらもお勧めです。

弘前の四季  

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秋はリンゴの季節。 弘前といえば、なんといっても日本一のリンゴの産地。日本国内はもちろんのこと、中国や台湾にも輸出されています。中国では赤はとても縁起が良い色で、祝い事では真っ赤なリンゴがことのほか喜ばれるそうです。弘前のリンゴは色づきもよく、祝いの席では喜ばれる果物だとのこと。

 

この時期の弘前では、リンゴを木箱いっぱいに積んだトラックや、木箱にさえ入れられずにカゴのまま運ばれるリンゴを見かけます。木箱に入っているのが生食用、カゴに入っているのは加工用で、値段は雲泥の差だとのこと。台風などで落果してしまうと、加工用に回されてしまうので農家の方も気が抜けません。

kiboriguma.hatenadiary.jp

弘前の四季 

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 冬は深い雪の閉ざされる弘前。年によっては1m以上の積雪で雪かきだけでも一苦労でした。かつて、新沼謙治さんが歌った「津軽恋女」で、津軽には7つの雪が降るという太宰治の言葉が使われていましたね。

 

ふわふわと舞う綿雪の日もあれば、寒く凍てつく夜に降る粉雪もあります。春が近くなってくると、雪は一気に解けてゆきます。

 

住んでいるととても厄介な雪ですが、この雪こそが津軽平野の米やリンゴを育ててくれる命の源になります。

 

春夏秋冬、いずれの季節でも来た人に強い思いを抱かせる津軽。その中心地の弘前にぜひ一度、お越しになってはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。