北海道胆振東部地震から4か月 情報取得のための備忘録

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こんにちは。木彫りグマです。

北海道胆振東部地震から早いもので4か月がたちました。地震が発生した時は秋。今、北海道は厳冬期に突入しています。

 

実は、木彫りグマは東日本大震災の時に青森県におりました。直接の被災地ではありませんでしたが、電気は止まり、コンビニからは食料が消え、1か月近くガソリン不足を強いられた経験があります。

 

この二つの地震の経験で、情報の大切さを痛感しました。今後のための備忘録として、忘れないうちに書いておこうと思います。

 

東日本大震災~昼間に電気が消え、情報が途絶した~

2011年3月11日。忘れもしないあの日。当時、木彫りグマは青森県の予備校に勤務していました。翌日に国公立大学の後期試験を控え、最後の打ち合わせをしていました。

 

一部の生徒を下校させ、残りの対応にあたろうとしていたその時、時計は午後2時46分を指していたのを今でも鮮明に覚えています。下から突き上げるような揺れに襲われました。

 

本棚が多い部屋でしたので、本の落下から身を守るために少し体をよけたその時、館内の電気がすべて消えました。明かりも暖房もすべてが止まってしまったのです。

 

いつもであれば、数分もすれば電気は復旧しますがこの時はいくら待てどもその兆候がありません。情報を調べようにもインターネットはつながりませんでした。スマートフォンも持っていなかったので、学生が持っていたワンセグテレビで状況を確認できたのが数十分後のことでした。

 

そこで見たのは衝撃的な光景でした。太平洋沿岸の町が津波に飲み込まれていくのです。唖然として言葉が出ませんでした。手分けして学生を帰したものの翌日の受験についてはまるきり情報を集めることができません。北海道の実家に何とか連絡をつけ、そちらで情報を拾ってもらいました。

 

県内のA大学は早々に後期試験の実施を中止。一方、B大学は受験決行と報道されていました。とにかく、現場に足を運ぼう。そう、話を決めた後で解散となりました。市内の電気は一部しか復旧していなかったので、真っ暗な中の運転。とても異様な雰囲気だったのを覚えています。

 

翌日、B大学に何とか到着すると混乱が起きていました。なんと、試験を実施するといっていた大学側がいきなり中止を宣言したのです。あちこちから受験生や保護者の怒号が飛び交っていました。大学側の見込みが甘かったのでしょうね。とりあえず、職場に戻っても仕事にならないということで解散しました。

 

さて、そこから食料と情報の確保が大変です。まず、停電がいつ終わるのか、どのスーパーやコンビニが営業しているのかガソリンは入れられるのか。実に様々な問題が降りかかってきました。近所のコンビニなどで情報をかき集め、インターネットの情報で捕捉し、現場に行くことの繰り返し。直接に被災地ではありませんでしたが、情報や物流の混乱をまともに受けてしまいました。

 

結局、すべての物資を滞りなく購入できるようになったのは地震の1か月後のことでした。もし、灯油の備蓄がなかったり、飲み水が不足していたらと思うとぞっとします。

北海道胆振東部地震~二度目の大地震

北海道胆振東部地震が発生したのは2018年の9月6日深夜でした。東日本大震災の経験から、「これは大きな揺れが来る」と1,2秒前くらいは感知し頭上に物がない方に身を寄せました。函館は震度4。体感的にはもっと大きかったような気がします。

 

揺れが収まってから家族が居間に集まってきました。家族全員の無事を確認後、すぐに状況を確認。電気はダメ。水とガスは大丈夫でした。さっそく、灯をかき集めて今で明るくなるまで待機。空が少し明るくなったころに急いで近所のコンビニに向かいました。

 

東日本大震災の時、あっという間にコンビニから食料が消え、スーパーなどは開店しても長蛇の列だったのを思い出したからです。案の定、明るくなるのを見定めて人が集まり始めていました。ただ、早い時間だったこともあり食料や飲み物は残っています。当座の分の食料を購入し帰宅

 

テレビが駄目なのでラジオをつけます。NHKの全国放送、北海道の民放など可能な限り周波数を合わせて情報を集めますが地元に関する情報は得にくかったです。これは、東日本大震災の時も同じでした。

 

東日本の時との違いは、函館の地域FM局であるFMいるかが発生当初から情報を提供してくれたことでした。空いているスーパー、ガソリンスタンドの状況、停電の復旧情報、スマートフォンなどの充電が可能な場所など、多くの情報提供を受けました。

 

そんな中、一つの情報がツイッターを中心に駆け巡ります。「今から数時間後により大きな地震が来る」。おそらく、熊本地震で大きな地震が短期間に2回来たことなどを参考にしての情報でしょう。ですが、木彫りグマは地理を教えていましたので、数時間後の地震予測が現状では困難でわかるわけがないということを知っていました。ですので、ツイッターの情報も無視します。

 

情報はただ受け取るだけではだめで、その真贋を判断する知識や経験、能力も必要です。「みんなが言っているから」「ネットやツイッターに書かれているから」で行動すると後で後悔することになりかねません。今回は大事に至りませんでしたが、災害時にデマはつきもの。冷静に対応する気持ちを忘れるべきではないなと思いました。

 

地震後、我が家では「災害積立」を始めました。家族から月に1000円前後を集めて防災グッズを買いそろえることにしたのです。乾電池や食料、飲料などはいっぺんに買っても劣化させるだけです。少しずつ、使いまわしながら交換するべきと考えました。

 

二つの地震は、直接に被災地でなくても影響を受けることを教えてくれました。今後の教訓にしたいと思い、備忘録としてメモしました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。