お江戸の「浮世絵」「判じ絵」「立版古」

f:id:kiboriguma:20181102213656j:plain今年、2018年は明治維新から150年目の節目の年です。

現代の日本の原点ともいえる出来事ですが、同時に江戸という時代が終わりを告げた年でもありました。

 

今では時代劇でしか見ることのできない江戸時代。

150年前には確かに存在した「お江戸」の人々の身近にあった「絵」を紹介してみましょう。

1.「浮世絵」 ~picture of edo~

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浮世絵は江戸時代の風俗画です。人々の日常生活や歌舞伎役者などを描いたものが多いです。葛飾北斎の「富獄三十六景」や歌川広重の「東海道五十三次」などが有名ですね。

 

ヨーロッパの印象派の画家たちに大きな影響を与えたことでも知られています。

中には、アンリ=リヴィエールのように「エッフェル塔三十六景」を描いた画家もあらわれました。「やっぱり、北斎ってすごいんだなぁ」と改めて思います。

 

ちなみに、ヨーロッパ人をびっくり仰天させた浮世絵は、江戸の町でどのくらいの値段で売られていたと思いますか?

 

だいたい、20文。当時のかけそば1杯と同じくらいの値段です。まさか、数百円の絵が何千万円もの価値で取引されたりするとは、当の浮世絵師でさえ思わなかったでしょうね。

2.「判じ絵 ~遊び心に満ちた江戸のイラスト~

江戸の人々はユーモア好きでもありました。いきなりですが、江戸判じ絵クイズ!

子供が、グリコのように両手を上にあげてポーズをとっています。

この判じ絵は、いったい何を指しているでしょうか?

ヒントは、冬に使うものです。

 

正解は、「こたつ」。子(こ)が立つ(たつ)でこたつ。

文字で書くよりも、絵の方が数段面白いので興味を持った人は↑の「いろは判じ絵」を試してみたらいかがでしょう。

 

個人的には、判じ絵は頭を柔らかくする気がします。面白いですよ。

3.「立版古」 ~目からウロコの立体絵画~

立版古(たてばんこ)とは、江戸時代から明治時代にかけて流行した、おもちゃ絵です。なぜか、大正時代からすたれてしまいました。

 

広辞苑によると

 厚紙を切り抜き、風景や芝居の一場面などを立体的に組み立てた絵のこと。

夏の季語にもなっているくらい、昔はメジャーなものだったそうです。

 

最近、テレビの番組でみて初めて知りました。

その番組では浮世絵ではなく、ゴッホの絵の立版古でしたが、絵画を立体にするという発想が自分になかったので、「すげぇ」と感動してしまいました。 

まとめ

江戸というとちょっと古臭いとか、ちょんまげ、芸者などの偏ったイメージを持たれがちなところがありますが、古くて新しい「お江戸」の感性は、今見ても新鮮なものです。

今、日本橋周辺は再開発で盛り上がっているそうです。

開発ついでに、江戸の面影でも出土したら面白いかもしれませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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