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レアアースは何に使う?中国依存の裏で、日本・南鳥島に眠る“切り札”とは

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レアアースって何?」

「日本にはあるの?」

「どうしてニュースで“中国”がよく出てくるの?」

スマホやゲームにも関係あるって本当?」

そんな疑問を持っている人も多いはずです。

この記事では、レアアースの基本から、使いみち、中国との関係、日本の南鳥島に眠る“宝の正体”まで、ぜんぶわかりやすく解説します。

読み終えるころには、レアアースがあなたの身のまわりを支える“未来の金属”だと実感できるはずです。

それではまず、「レアアースとは何か」から見ていきましょう。

レアアースとは?

レアアースとは、レアメタル希少金属)の一部で、次のような特徴をもつ17種類の希少な元素の総称です。

  • 電気自動車(EV)のモーターに使われる
  • スマホやパソコンなどのハイテク製品に欠かせない
  • 磁石・液晶・蓄電池など、さまざまな最先端技術に利用される

ところが、レアアースには次のような問題があります。

  • とれる国が少ない(中国・オーストラリアなど一部に集中)
  • 需給が不安定になりやすい
  • 国際問題の場面で輸出制限が“圧力”として使われることがある

実際に中国は、アメリカへの対抗措置としてレアアースの輸出を制限したり、尖閣諸島の問題が起きた際に日本への輸出を止めたこともあります。

このように、レアアース現代の技術を支える重要な資源でありながら、国際政治にも大きな影響を与える存在なのです。

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レアアースは何に使うの?

レアアースは「現代の便利な生活」を支える、とても重要な材料です。

身のまわりの多くの製品に使われており、私たちの日常にも深く関わっています。

主な用途は次のとおりです。

このようにレアアースは、エネルギー・医療・環境など、未来の技術に欠かせない“縁の下の力もち”なのです。

なぜ中国が注目されるの?

レアアースの話をすると、必ず名前が出てくる国があります。それが中国です。

出典:『通商白書2025』

なぜなら、レアアースは「掘るだけ」では使えず、複雑な工程で精錬・加工しないといけないのですが、その精錬・加工の約90%を中国が担っているからです。

そのため、中国がレアアースの輸出を止めてしまうと、次のようなことが起こりかねません。

  • スマホやパソコン、電気自動車(EV)などの生産が止まる
  • 世界中の工場が混乱し、製品の価格が上がる

実際に中国は、政治的な理由からレアアースの輸出を制限し、各国が大きな影響を受けたことがあります。

このことからわかる大事なポイントは、「大事な資源を1つの国に頼りすぎると危険」だということです。

そのため日本をふくむ世界の国々は、レアアースの輸入先を増やしたり、リサイクルや代わりの素材を研究したりして、中国への依存を減らそうとしています。

日本はどうしているの?レアアース確保の工夫

中国にレアアースの精錬・加工が集中しているため、日本も過去に輸出制限の影響を大きく受けました。

その経験から、日本は「いざという時に困らないようにレアアースを安定して確保する」ためのさまざまな対策を進めています。

  • 輸入先を多様化:オーストラリアやインド、ベトナムなど、複数の国からレアアースを輸入してリスクを分散。
  • 南鳥島の海底資源の開発:日本の排他的経済水域EEZ)内にある南鳥島周辺の海底には、世界有数のレアアース泥が眠っているとされ研究が進められている。
  • リサイクル技術の開発:使い終わった家電やEVからレアアースを取り出して再利用する技術を向上させている。
  • 備蓄量の拡大:輸出停止や価格高騰にそなえ、レアアースの国家備蓄を増やして安定供給を確保。

このように日本は、輸入先を増やし、資源を自国で生み出し、再利用し、さらに備蓄を行うことで、レアアース不足に備えています。

未来の産業を支えるための「安全策」を着実に進めていると言えるでしょう。

まとめ

レアアースは、スマホやEV、医療機器、再エネ技術など、私たちの生活を支える重要な素材です。

しかし、その精錬の多くを中国に頼っているため、供給が不安定になりやすいという課題があります。

日本は輸入先の多様化や南鳥島での開発調査、リサイクル技術の向上、備蓄の強化など、安定供給に向けてさまざまな対策を進めています。

レアアースをめぐる状況を知ることで、資源のあり方や国際情勢への理解がより深まります。

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