元予備校講師、木彫りグマのブログ

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もはやブームではない? 日本に定着しつつあるタピオカについてまとめました

こんにちは、木彫りグマです。

 

11月12日付のヤフーの記事で日経トレンディなどの調べでタピオカが2億杯分売れたことが取り上げられていました。

すごいですねぇ。2億杯というのはなかなか想像がつかない数字です。

今回は、平成に入ってから何度かブームになり、令和の今回こそは定着するかといわれているタピオカについてまとめてみました。

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 umiphotoさんによる写真ACからの写真

 

 

 タピオカの消費拡大

日経トレンディの記事によれば、タピオカの消費量は今年で2億杯に達したといいます。

headlines.yahoo.co.jp

この記事を読む限り、もはやタピオカは一過性のブームという域を越えつつあるように感じます。爆発的に広がった背景には原価率の安さや出店のしやすさ、テイクアウト中心の販売しやすさなどがあるようです。 

では、タピオカとはそもそもどのようなものなのでしょうか。

タピオカは熱帯地方で広く栽培されているキャッサバとよばれるイモのでんぷんです。小麦などと異なりグルテンは含まれていません。タンパク質の含有量も少なく、粘り気があるのが特徴です。かつては、キャッサバから取り出したでんぶんを糊状にし、具材のつなぎなどに使っていました。 

タピオカ単体で食用とするときは、粒上に丸めたタピオカパールの形状にするのが一般的です。食べるときは、タピオカを煮戻してデザートや飲料、スープなどにトッピングします。使い方としては、クルトンにも似ていますね。中華圏ではココナツミルクに入れて食されていました。

 

 

タピオカの日本上陸とブームの始まり

 

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タピオカブームの始まりは日本人旅行客の台湾旅行にあります。1990年代前半、旅行客に受けたタピオカの店が日本に登場しました。 

この時、日本に入ってきたのは中華圏での食べ方であるココナツミルクに入れて食べるタピオカでした。そのため、この当時のことを覚えている方は、タピオカと白い液体という組み合わせが頭に浮かぶかもしれません。 

タイ料理の流行とも相まって、エスニックな雰囲気を体現する飲み物としてタピオカは流行しました。

第二次・第三次のタピオカブーム

 

Classic bubble tea.jpg
Oqmilteashop - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

二度目のタピオカブームはおよそ20年後の2008年。

この年、台湾からやってきたのは「タピオカミルクティー」でした。ココナツミルクに入っていたタピオカよりも大粒になり、より食感を楽しめるようになっています。

タピオカの「くにゃ」っとした感触が好きな人は、ココナツミルクよりもタピオカミルクティーの方が美味しいと感じるかもしれませんね。

そして、昨年頃から大流行の兆しを見せているタピオカミルクティー。第三次タピオカブームの到来といってもよいでしょう。

第二次ブームとの大きな違いは「インスタ映え」ではないでしょうか。タピオカの丸くてコロコロした見た目と、店ごとに違う可愛らしい容器が相まって、インスタに上げたいと思わせる飲み物になっていると思います。

タピオカブームによって引き起こされたごみ問題

 新たな段階に突入したタピオカ。もはや、猫も杓子もといわんばかりにInstagram場をにぎわしています。しかし、それに伴って問題が発生しました。

インスタ映えばかりを優先するあまり、買ったタピオカドリンクを飲み干さず、中身が入ったままあちこちに捨ててしまう人が現れたのです。

タピオカを日本に紹介した春水堂は、ゴミ問題を解決するため、月に1回、ゴミ拾いの清掃活動を行うことにしました。

tabizine.jp

こうした問題はタピオカだけではなく、多くの飲食店でも報告されています。

写真を撮り事だけを目的とし、飲食せず残して立ち去る客たち。提供する店側からするととても残念ですよね。

さいごに

 今後、国際化が進むにしたがって、日本に新しい「定番」が生まれてくると思います。その時に、ただ「珍しい」というだけでもてはやすのではなく、食べ物の背後にある外国の文化や、食べ物を粗末にしない姿勢なども大事にすることができたらいいなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。 

 

 

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