元予備校講師、木彫りグマのブログ

元予備校講師の木彫りグマが、主に歴史・地理・社会経済、古典などについて書くブログ

歴史

韓流歴史ドラマをもっと楽しみたいあなたにオススメ!わかりやすい朝鮮王朝の基本知識

こんにちは、木彫りグマです。 『大風水』、『世宗大王』、『チャングムの誓い』、『イ・サン』。 これらは、今でも人気がある韓国の歴史ドラマ。しかも、同じ朝鮮王朝を舞台とした物語です。 朝鮮王朝は14世紀末から20世紀初頭(20世紀初頭は大韓帝国)まで…

今川義元の軍師として甲相駿三国同盟を成立させた「太原雪斎」とは

こんにちは、木彫りグマです。 大河ドラマ『麒麟が来る』では、序盤の重要人物の斎藤道三が長良川の戦いで敗死しましたね。 本木雅弘さんの熱演のおかげで「道三ロス」なる言葉も現れるほど、インパクトのある最期だったと思います。 実は、道三が亡くなった…

日本の税の仕組み 今と昔はこんなに違う 明治時代編

こんにちは、木彫りグマです。 2020年5月に入り、本格的に「特別定額給付金」として10万円の給付が始まりましたね。 10万円の給付は個人的にはとてもありがたいもので、わが家の家計も非常に助かっています。 しかし、その反面、「いつか、税金として取られ…

オスマン帝国の最強部隊だったイェニチェリ。モーツァルトに「トルコ行進曲」をつくらせたインパクトとは

こんにちは、木彫りグマです。 ヨーロッパとアジアをつなぐ交通の重要地点にあるトルコ。 かつて、トルコはオスマン帝国として広大な領土を支配していました。 オスマン帝国の軍事力を支えていたのがイェニチェリというスルタン直属の常備歩兵軍団でした。 …

後醍醐天皇の忠臣として南朝に尽くした北畠親房に始まる名門伊勢国司北畠氏。最盛期を築いた晴具や具教、織田家から養子に入った信雄までの歴史について

こんにちは、木彫りグマです。 今年の大河ドラマ『麒麟が来る』の舞台は、明智光秀が生まれたとされる岐阜県や織田信長の本拠地だった尾張国を含む愛知県です。 東海地方の西部に位置し、伊賀国を通じて京都や大阪に通じていた交通の要衝が伊勢国でした。 南…

どん底の昭和恐慌から日本を復活させた「ダルマさん」高橋是清と高橋が行った高橋財政とは

こんにちは、木彫りグマです。 新型コロナウイルスの猛威が日本列島を覆いつくす中、もう一つの脅威が静かに進行しています。 それは、深刻な経済不況。 新型コロナウイルス感染防止のため、観光業・飲食業をはじめ、国内の多くの産業が経済的痛手を被ってい…

晩年、家臣を次々と粛清した劉邦。韓信や蕭何、張良らはどうなったのか

こんにちは、木彫りグマです。 以前、こちらの記事で紹介した漢の初代皇帝劉邦(高祖)。 kiboriguma.hatenadiary.jp 天下統一してめでたしめでたしだったかというと、そうではありません。 統一後の劉邦は、性格が変わってしまったのかと思うほど家臣に厳し…

武士が活躍しただけじゃない! 経済も発達した鎌倉時代

こんにちは、木彫りグマです。 東大寺南大門。 ここにある金剛力士像は、筋骨隆々としてまさに「武」をわかりやすく表現しています。 運慶や快慶が金剛力士像を作った鎌倉時代は、武士の時代というイメージが強いですが、経済がとても発展した時代もあったん…

太閤検地や金銀山の支配、「黄金王」豊臣秀吉の財政基盤とは

こんにちは、木彫りグマです。 黄金王、日輪の子、黄金の茶室。 これらのキーワードから思いつく人物は誰でしょう? おそらく、皆さんの頭の中にある人が思い浮かぶのではないでしょうか。 答えは、「豊臣秀吉」。 織田信長につかえて出世し、天下統一を成し…

ロシア美術の傑作が納められるトレチャコフ美術館 「忘れえぬ女」など個人的に好きな作品の紹介

こんにちは、木彫りグマです。 なかなか、コロナウイルスの猛威が収まらず、多くの人が自宅待機を余儀なくされ、ストレスがたまっているかもしれません。 そんな時は、家でも楽しめる絵画を見るのはいかがでしょうか。 今回紹介するトレチャコフ美術館。 日…

日本の経済に革命を起こした経済人「平清盛」。清盛が「日宋貿易」で起こした変化とは!

こんにちは、木彫りグマです。 歴史を見ていると、後世から見て大きな転換点になる出来事や、それを実行したキーパーソンの存在に気づかされます。 モノ中心で物々交換が主流だった日本は、中国との貿易である日宋貿易を行うことで「お金」を使う貨幣経済に…

人とは違う異相で出世! 極貧から成り上がり、明の初代皇帝に上り詰めた朱元璋(洪武帝)の前半生

こんにちは。木彫りグマです。 世の中には、様々な顔の人がいます。 端正、イケメン、ハンサム、美男子。 褒め称えられる人がいる一方、一目見たら忘れられない、インパクトがある顔というのもあります。 そのような顔を「異相」といいました。 ギロッとと釣…

公地公民から荘園制度、太閤検地、地租改正、農地改革まで、政府が税金を取るために作り上げた土地制度の仕組みについて元予備校講師がわかりやすくまとめます

こんにちは。木彫りグマです。 最近、新型コロナウイルス関連のニュースの中で赤字中小企業の「固定資産税」を減免するといった話が出ています。 「固定資産」とは、販売目的ではなく、一年以上使用し、一定の金額を越える資産のこと。最もわかりやすい「固…

駿河・遠江・三河に勢力を拡大した戦国大名今川氏とは 元予備校講師がわかりやすく解説

戦国大名今川氏と聞くと、皆さんはどんな印象を持っていますか? 「桶狭間の戦いで織田信長に討ち取られた、貴族みたいな今川義元の家でしょう?あまり強い印象がないなぁ」という感想をお持ちの人も多いと思います。 少し前までの大河ドラマでも、今川氏の…

災害列島日本を象徴するような貞観年間のできごとについて、元予備校講師がわかりやすく解説

こんにちは、木彫りグマです。 今年の3月11日で、東日本大震災から9年がたちました。 そのとき、青森に住んでいた木彫りグマにとって、震災は忘れることができない記憶です。 町中の電気が消え、帰宅してもストーブがつかず、ただひたすら朝を待つのは根気の…

今川氏と織田氏に挟まれ苦労した三河の国人松平氏と、苦労を耐え抜いて独立した松平元康(徳川家康)についてわかりやすく解説!

こんにちは、木彫りグマです。 斎藤道三が美濃で「国盗り」に励んでいたころ、現在の愛知県東部にあたる三河国にいたのが国人の松平氏。 のちに、徳川氏になる松平氏ですが、この時は、今川氏と織田氏に挟まれる不安定な立場でした。 今回は、家康の祖父であ…

人類にとって必要な不可欠である「鉄」を作り出す製鉄の歴史とは

こんにちは、木彫りグマです。 突然ですが、人類と他の動物と大きな違いは何だと思いますか? 道具を使う。確かに、人間は道具を作り器用に使いますが、動物の中にも道具を使うものはいますね。 農業を行う。確かに、農業は人類にとってとても重要な産業です…

幕府権威の再興に苦心し、下剋上によって壮絶な最期を遂げた剣豪将軍足利義輝とは

こんにちは、木彫りグマです。 大河ドラマ『麒麟が来る』の第5話で、主人公の明智十兵衛が13代将軍足利義輝と出会うシーンがありました。 大河ドラマでは向井理さんが演じていますね。 義輝は将軍とはいっても、畿内の最高実力者である三好長慶と緊張状態に…

平成30年史 パンナ・コッタが流行し、短命内閣が続き、猛暑に見舞われた平成6年(1994年)

こんにちは。木彫りグマです。 平成の歴史を振り返る平成30年史。第6回は平成6年(1994年)をとりあげます。 国際的に見ると、北朝鮮の金日成主席の死去や中東和平でのノーベル平和賞や南アフリカのマンデラ大統領誕生、北アイルランド和平など時代の変化を…

斎藤道三によって国を奪われた美濃の名門「土岐氏」や明智氏などの庶流について、元予備校講師がわかりやすく解説

こんにちは。木彫りグマです。 1963年、小説家の司馬遼太郎は『サンデー毎日』の誌上で『国盗り物語』の連載を始めました。 『国盗り物語』の前半の主人公は斎藤道三、後半の主人公は織田信長です。 大河ドラマ『麒麟が来る』を見ていると、『国盗り物語』の…

斎藤道三・織田信秀に先駆けて戦国大名化した越前朝倉氏について元予備校講師がわかりやすく解説

こんにちは。木彫りグマです。 『麒麟が来る』を見るようになってから、久しぶりに室町時代についていろいろと調べています。 室町時代の後期はいわゆる戦国時代。下剋上がおき、名門とされた守護大名の多くが没落していきました。 前回は織田信秀を取り上げ…

財テクでのし上がり、天下布武の礎を築いた信長の父、織田信秀

こんにちは。木彫りグマです。 先日、大河ドラマの『麒麟が来る』第3回を見ました。 主人公の光秀はまだ若く、老獪な大人たちに振り回されている時代ですね。 第2回で描かれた狩野口の戦いでは、道三の罠にはまり大敗を喫した織田信秀。 道三の引き立て役に…

守護大名と戦国大名、いったい何が違うの? 斎藤道三の下剋上とあわせて、元予備校講師がわかりやすく解説

こんにちは。木彫りグマです。 先日、大河ドラマ『麒麟が来る』の第二回「道三の罠」をテレビで見ました。大河ドラマを見ること自体、かなり久しぶりでしたが、本木雅弘さんの斎藤道三がとてもいい味を出していましたね。 美濃への侵攻を企て大軍で攻め込ん…

最初は人々の嫌われもの。しかし、人々を飢えから救ったありがたい食べ物「ジャガイモ」について、元予備校講師が解説

こんにちは、木彫りグマです。 冬になると、テレビでシチューのCMをよく見かけます。シチューのパッケージにゴロっと入っている定番の野菜がジャガイモです。カレーやコロッケの材料にもなり、日本人にもおなじみの食材ですね。 このジャガイモ、世界の歴史…

こんなに違うの? 収入源から見る鎌倉幕府と室町幕府の違い

こんにちは。木彫りグマです。 この時期になると、以前、予備校で教えていた時、センター試験の日本史の対策授業をやっていた時のことを思い出します。 センター試験の第3問というのが、中世について出題されていました。 日本史で中世といえば、鎌倉時代と…

火の用心! 人口過密都市、江戸の火災と防火の歴史。大火がもたらす影響とは

こんにちは、木彫りグマです。 冬になり、暖房を使う時期となりました。 木彫りグマが住む北海道では灯油ストーブ(石油ストーブ)を使うことが多いです。 そのため、冬場は火事のニュースが増える気がしますね。 火事といえば、「火事と喧嘩は江戸の華」とい…

獅子王と傭兵隊長が正面から戦ったリュッツェンの戦い

よっとさんによるイラストACからのイラスト こんにちは、木彫りグマです。 今からおよそ390年前の1632年11月16日、ドイツで30年戦争中でも最大級の激戦となるリュッツェンの戦いが起きました。 北方の獅子とも呼ばれたスウェーデン王グスタフ=アドルフとボヘ…

今こそ知っておこう!利子の歴史

こんにちは、木彫りグマです。 テレビの番組を大量に録画し、いつの間にか容量いっぱいになってしまい、慌てて録画を整理していると、昨年録画したNHKの番組が出てきました。 「欲望の経済史」 昨年、全6回のシリーズで放映された経済番組です。 その第一回…

御朱印帳ブームについて思うこと

こんにちは。木彫りグマです。 先日、インターネット上のニュースで「御朱印」が転売されているというニュースを見ました。御朱印とは、主に参拝者向けに寺院や神社が発行する押印、または、印影のこと。「御朱印」を持参したノートや帳面(御朱印帳)に押して…

機動力を生かし、手取川で鎧袖一触とばかりに織田軍を打ち破った上杉謙信

1577年9月23日、新暦の11月3日、上杉謙信率いる越後勢が織田信長配下の柴田勝家らの軍と戦い、上杉軍が勝利した手取川の戦いが起きた日です。戦国ファンがよく議論する、「もし、上杉謙信が長生きしていたらどうなっていたか」というテーマでも取り上げられ…

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